レポートby”りょんさ”
9月10日(水曜日)

岩手県から参加の軍曹が鹿児島入り。
軍曹との再会を祝って急遽「呑ン方」を開催。
明日11日から屋久島入りするやんさーと軍曹の壮行会(?)と称する。
結局のところ、理由を付けて呑みたいだけなんだよね。

6日発生した台風14号の話題で持ちきり。動きが気になる。
中心気圧915hPa、最大瞬間風速74m/秒を記録、非常に強い台風に発達。
やヴぁいんじゃないのぉ〜? とか話しながら夜はふけてゆく。

フェリー屋久島2の運行予定を折田汽船株式会社に問い合わせたところ、

12日(金曜日)の欠航が既に決定。
この船が2日前に欠航が決まるのはかなり珍しいこと。

ビールと焼酎を大量に飲んで顔色が悪くなった人数名。
やんさーが焼酎をごいごい飲んでいる。明日は大丈夫なのかなあ?

9月11日(木曜日)

先発隊のやんさーと軍曹の屋久島入り予定日

しかし、“猛烈な”台風14号が近づいているため、今日の出発は見送り。
宮古島の北北西を通過中。中心気圧910hPa、最大風速55m/秒まで発達。
結局、やんさー、軍曹はクボちんと共に3名で南薩温泉めぐり。りょんさーはシゴト。
シンちゃんが代車のF650ダカールで遊びにやってきたので、しばし談笑。仕事は、どうしたのぉ?
やんさー自宅にて台風情報とにらめっこしつつ、またまた呑ンでます。


9月12日(金曜日)

りょんさーの屋久島入り予定日
宮古島で甚大な被害をもたらした台風14号が最接近。
東シナ海を北上中、風雨は問題なかったけれど、海上は大しけ。
フェリー屋久島2(折田汽船株式会社)が時化のためもちろん欠航。

乗り込み組、夕方から自宅にて前祝い?(呑んでいた・・・)


9月13日(土曜日)

宮古島と韓国で甚大な被害を及ぼした台風14号が日本海へ抜け、鹿児島市内の天候は回復に向かっている。
明け方からの小雨が上がって空に明るさが戻ってきた。

鹿児島本港区南埠頭に、11日12日に出発できなかった3名を含め、
怪鳥、やんさー、軍曹、8べえ、ゲロルドさん、マスダさん、りょんさーの7名が集合。
クボちんと急遽参加できなくなったSUWAさんも見送りに駆けつけてきた。
記念撮影の後、「フェリー屋久島2」(折田汽船株式会社)に乗船。
鹿児島本港区南埠頭を8:35出港

台風14号の影響で、前日・前々日の空と海の便が欠航。
空席の取れなかった人たちが大挙してフェリー屋久島2へ。

2等客室は廊下まで人があふれている。ロビーや階段に寝ている人も多数いた。
メンバーは1等客室だったので、のんびりと窓から海を眺める。

軍曹とりょんさーは売店で氷菓「白熊」を購入。
セイカ食品のカップ「南国白くま」。
子供のころから慣れ親しんだ懐かしい味、これ限るよね。

客室内ではパンフやガイドブックを広げて、それぞれ「ここに行きたい〜」。
誰もお互いの話しを聞いちゃあいない。わいわいと談笑する。
甲板に出て風にあたる。もう、雨は落ちてこない。雲の切れ間から日が差している。

快適だったのは、出港後1時間だけ。
鹿児島湾の入り口あたりから台風14号の置き土産のうねりに苦しめられる。
窓からは遠く佐多岬の岩場で打ち寄せる波が砕け散っている様子が見える。

外洋に出るとさらにうねりと風が強くなる。
メンバーはすっかりおとなしくなって毛布をかぶってじっと耐える。
なかでも怪鳥はすっかり顔色を悪くしている。かなり辛そう。
一部メンバーは揺れる船体を喜んでビデオ撮影してまわっていた。
「入港30分前」のアナウンスが流れ、ほっとした気分になる。

宮之浦港12:30入港

上陸のため、排気ガスの充満した車両デッキに下りると、
バイクがロープで念入りに何ヶ所も結ばれて留められている。
きっとゆれ対策のためだろう。
作業員にロープを解いてもらうまでのあいだ、同乗したライダーと会話を交わす。

たくさんのトラックや自家用車と共に屋久島の地に降り立つ。
湿度の高いムワッとした空気に包まれる。
埠頭には屋久島メンバーのマQさんが。
今回はチケットの手配やバイク乗船の予約をしてもらいました。(多謝)
仕事の途中だったのでゆっくり話をする時間がなく、残念。
フェリー屋久島2を背に記念撮影して、お昼ゴハンに向かう。

腹ごしらえのため宮之浦港からバイクで3分の「かぼちゃ家」へ。

フェリーの入港直後のせいか、10人程が並び後からさらに人が、やってきて込み合っている。

ここの名物「屋久島ラーメン」を頼むメンバー数名。
さば節ダシの味噌味スープにたっぷり野菜とさば節がトッピングされ、飛び魚のつけ揚げも。
ボリュームも満点で満足度も高い。賛否両論あったのも事実(笑)

じつはここのお店はカレーも美味しい。
8べえさんは、熱〜いチーズカレーを美味しそうに食べていた。
とろとろチーズが口の中に張り付いて時々モガいている様子を笑ってみたりする。

宮之浦から宿泊先の安房までショートツーリング。

時間にして30分。約25キロメートル
ふっと現れるガジュマルやハイビスカスに目を奪われる。
山々を右手に眺めつつ、安房へ入る。

施設の整ったコテージ「屋久酔館」(本坊酒造株式会社)へ到着。

ここは本坊酒造の工場の敷地内。
届けられたばかりの甘薯や、ビン詰めを待つ焼酎ビンがたくさん積んである。
甘〜い薯焼酎の香りに包まれて幸せな気分になる。
手続きを済ませカギをもらい、荷解きをして室内へ運ぶ。

「重かった〜」と怪鳥が騒ぎながらかばんの中かから缶ビール1ケースを下ろす。
そりゃ重いでしょう!
おぉ〜!という歓声があがり、メンバーが群がる。しかし、冷えていない。
残念がるメンバーを尻目にビールは冷蔵庫へ直行。

2名が荒川登山口の下見に出かけている間、

8べえ、軍曹、マPさんの3名は湯泊温泉にGO!
海岸の硫黄泉の混浴露天風呂。着替えるのも屋外。
素晴らしいロケーションに心も開放的に。

明日、縄文杉登山を予定している怪鳥とりょんさーは、荒川登山口の下見に出かける。

きれいな2車線のワインディングを気持ちよく駆け抜け、標高を上げてゆく。

覆いかぶさるように幾重にも重なる濃緑の山々には雲がかかり、眼下には安房の町が小さく見えている。
安房から荒川登山口までクルマで50分とガイドブックにあったが、30分ほどで到着。
バイクの駐車スペースを確認してバイクを降り、休んでいる登山客に登山道の様子を聞いてみる。
話を聞いた男性は、滞在1週間のうち今日で3回目の縄文杉登山だと言っていた。
ツワモノだなあと感心する。

ちょっと時間があったので、屋久杉ランドの前を通りすぎ、紀元杉まで足を伸ばす。
屋久杉の中で第3位の巨木だと聞いた。バイクを止め、整備された歩道を降りて行く。
まじかに見る紀元杉の大きさに圧倒され、見上げたまましばし固まる。

安房までの戻り道、道端にはヤクシカやヤクザルが姿を見せる。
ひとの姿を見ても動じることはない。
帰り道、安房のアウトドアショップ「アンデス」で“杖”を3本レンタルする。

荒川登山口の下見をすませた2名が戻ってくると、
留守番をしていたやんさーとゲロルドさんが、早速「温泉に行こう!」
かんちゃんのR1100RSにやんさー、りょんさーのスーパーテネレに怪鳥が、
それぞれタンデムして出発。
途中、先に湯泊温泉を楽しんできた3名とすれ違い、情報交換。

「湯泊温泉はぬるかったよ〜」
「尾之間温泉がいいんじゃないのぉ?」
「女の子も入ってたよー」
「じゃ、湯泊温泉に行こう!」

湯泊温泉まで足を運ぶか、それとも近くの尾之間温泉にするか迷う。
結局、尾之間温泉は通り過ぎて、湯泊温泉に行くことにする。
ちょうど日没の時間と重なり綺麗な夕焼けが。
明日はきっとイイ天気になるだろうな、なんて考えながら走っている。
湯泊温泉付近でちょっと道に迷い、温泉に着いたのはすっかり日が暮れてから。

すっぽんぽんになり温泉につかる。

ややぬるめだが、ゆっくり入るにはもってこい。
地元の方はもちろん旅行者も入っている。
波の音を聞きながら、他愛の無い話をする。
星が見えるようになるまで温泉を楽しみ、帰路に着く。

13日の夜

刀に乗る日本1周をするライダーと記念撮影
先に戻っていた3名が、「ビールが冷えてなくってさ〜」なんて言いながら
氷漬けにした缶ビールを見せてくれた。魚屋で氷の固まりを入手したらしい。
冷えたビールを飲みたいという情熱の為せるわざだなと感心する。
もちろんその恩恵に預かる。
かーっと缶ビールをあおりあっという間にカラにする。冷たいビールが空腹にしみわたる。
明日の別働隊のために8べえさんがおむすびをにぎってくれている。
おむすびの中には「ふじっこ」を詰めてくれた。おいしいんだよねこれ。
夕食は炊きたてゴハンとカレーで簡単にすませて、宴会突入。

枝豆をつまみに缶ビールを次々に空き缶にしていく。
中には白ゴハンをつまみに飲んでいるつわものもいる。
なにを喋ったのか覚えていないくらいクダラナイことをえんえんと語る。
こんな時間が楽しい。

明日、日程から離れて縄文杉登山を企む3名は、携帯品の準備を始める。
心配性の怪鳥はバックパックにいろいろと詰め込んで「重い!」とか指摘されている。
明日早いことを考えて早めに休むことにした。

「顔寄せて!」・・・(^_^;